エアコンの汚れは、空気を冷やしたり暖めたりする際に効率性・省エネに欠けるので、定期的に掃除・お手入れをしていきましょう。

まずはエアコンのフタを開けてみると、網目状のフィルターが見え舞う。このフィルターがエアコンに入るゴミやほこりを防ぎ中に入り込まないようにしています。このフィルターがほこりまみれであると、空気も通りにくくなってしまい、部屋を暖める際に消費電力が多くなってしまいます。フィルターの掃除は2週間に1度水洗いするか、掃除機でほこりを吸い取るなどして、日陰で干してください。

次にフィルターの奥にあるフィンという部分にもほこりやゴミが溜まります。フィンは取り込んだ空気を暖める部分なので、フィンの目にほこりが詰まると空気がフィンに触れにくくなり暖まるまで時間がかかります。その分電気代もかかりますので、お手入れの際はフィンまでしっかり掃除しましょう。フィンの掃除の際は、エアコン回り・下にゴミ袋やタオルなどを敷いて準備をします。フィン専用の洗浄スプレーを噴射し、汚れが出てきましたら軽く水拭きをします。

エアコンの送風機能で水分を飛ばしましょう。またフィンを掃除する際はエアコンファンの掃除も一緒に行いましょう。もしエアコンからカビ臭さを感じるのであれば、送風ファンに原因があります。フィンの水分がきれいに飛びましたら、エアコンファンの洗浄剤ムースをファンの羽根の部分にむら無く吹きかけていきましょう。万遍なく泡がついたら15分から30分ほど置いておき、汚れが浮き上がってくるのを待ちます。汚れが浮き上がったら専用リンスで洗い流し自然乾燥させます。ある程度乾いたら、エアコンの送風機能を使って水分を飛ばします。